ヘナ染め体験記:白髪と髪にやさしい選択

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白髪との付き合いのはじまり

若白髪に悩まされ、ストレスで増減しながら、今では完全に”若”ではなくなった白髪たちに日々翻弄されています。

大学生の頃に初めてヘナ染めに挑戦したものの、手荒れがひどくて一度きりで中止。その後は美容院でヘアカラーを続けていましたが、冬になると染めている最中にズキンとする刺激を感じるように……。

2016年、再び出会ったヘナ。そこからは、少しずつ自分に合う方法を模索しながら、ヘナ染めを続けています。この体験談が、ヘナに興味を持つ方の参考になれば幸いです。。

パッチテストの重要性

私が最初にヘナを使った大学生の頃、染まり具合はあまり記憶にないのですが、右手の人差し指あたりの手のひらがかぶれました。手荒れとは無縁だったため「ヘナが原因かも?」とすぐに使用をやめました。

母もヘナを使用した際に、顔周りがかぶれてシミができ、数年間悩まされました(現在は治癒)。

植物由来とはいえ、人によってはアレルギーを起こすことも。中には化学物質を含む製品もあるため、パッチテストは必須です。

ジアミンとは?

市販のヘナ製品には、染まりを良くする目的でジアミンという化学染料が含まれていることがあります。

<ジアミンの代表成分>

  • パレフェニレンジアミン(PPD)
  • トルエンジアミン(TDA)
  • レゾルシノール
  • アミノフェノール

これらはアレルギー反応や頭皮刺激を引き起こす可能性があり、キューティクルを傷つけて髪の乾燥・痛みの原因にも。

私も大学時代、化学染料無添加を選んだつもりでしたが、洗い流す際に素手で触れてしまったことが原因だったのかもしれません。

美容師さん曰く、美容院のヘナでもジアミンが含まれていることがあるそうで、長時間頭皮にのせていたと思うとゾッとします……。

安心して使うために

日本では、ジアミンが含まれている場合は成分表への表記が義務づけられています。天然成分100%かどうか、成分表示を必ず確認してから購入するのが大切です。

頭皮の吸収率は意外と高い

頭皮の吸収率は腕に比べて3.5倍

だからこそ、日常的に使うものの成分には敏感になって損はありません。

また、ヘナの粉末化の過程で使われる機械に含まれる金属成分が原因で、金属アレルギー反応を起こす人もいるそうです。

ヘナが合わない人もいる

私の姉は、インディゴ(ヘナと一緒に使われる植物)が合わないようで、染めると頭痛が出ます。母も姉も化粧品によるかぶれが多いため、肌が敏感な方は特に注意が必要です。

薬局でも、「染めたいけれど、毎回かぶれてしまう」というお悩みを聞くことがあります。

体質・生活スタイル・好みによって、ヘナが合わないことも。でも、選択肢の一つとして知っていることが大切だと思っています。

ヘナの効果は染めるだけじゃない

ヘナの魅力は、染めることだけではありません。

  • 髪のハリとコシが出る
  • 頭皮のクレンジング効果

染まりがイマイチでも、「頭皮と髪のケアをしてるから良し」と思える自分がいます(笑)

10年以上通っている美容師さんも、「やっぱりヘナは髪に良いね」と褒めてくれるのでちょっと嬉しいです。

さいごに

ヘナ染めって楽か?と聞かれたら、決してそうとは言えません。

でも、自分で選んで、自分で手をかける時間。 髪も心も、ちょっとずつ整っていく感覚があります。

あなたにとって心地よいライフスタイルが見つかりますように。

※体質やアレルギーには個人差があります。ご使用の際は必ずパッチテストを行い、ご自身の体に合ったものを選んでください。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

なにこれ?!という日々の発見を発信。
自分のペースで心地よい生活を追求中。
あなたの人生の流れを変えるスイッチになれば本望です。

薬剤師の経験を踏まえて、薬に頼りすぎない心と体の調和を大切にしています。

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