ヒルドイドローションはジェネリックとは違う⁈

先発品のヒルドイドとジェネリック。
両方知っているからこそ「ちょっと待って!!」
と伝えたいことがあります。

ジェネリックのメーカーは多数存在するので、薬剤師であっても取り扱っていない製品は正直把握しきれない部分があります。

その中でも伝えたいこと。

ヒルドイドのローションは気をつけて!!

先発品のヒルドイドローション

ローションと聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?

化粧水の様なサラッとした液体を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

実はヒルドイドローションは乳液の様な白色の少しとろっとした液体です。

ヒルドイドソフト軟膏やクリームに比べるとよく延びるので、頭や背中の広い範囲に使用したい時にもよく使われます。

ジェネリックのヘパリン類似物質外用液

一方、ジェネリックのヘパリン類似物質外用液は化粧水の様な無色のサラッとした液体です。

「外用液」というくくりで、同じ効果があり同じクスリとして扱われてはおりますが、使用感はま〜ったく違います!!

それはもうびっくりするくらい、別物でしょう!!と個人的には言いたくなりますが同じクスリとして扱われております。

選び方の目安

特に気にならずに使用されているのなら問題はないのですが。

保湿剤を使用していてイマイチ使い心地が合わないと思っている方へお伝えしたいこと。

例えば、クリームを使用しているけれど延びがイマイチで塗りにくい・・・だけど外用液のサラサラとした液体では保湿がイマイチ・・・という方は、泡タイプのスプレーや先発品のヒルドイドローションを試してみてはいかがでしょうか。

どんな製品があって、どう違うのかを知っているだけで選択肢が広がることがあります。
先発品にすると製品によってお値段が3〜5倍上がりますが、症状が良くなるのであれば使ってみる価値はあると思います。

赤ちゃんにも使用される製品ですが、まれに刺激感を感じて合わない人もいらっしゃることも知っておいて下さい。

泡タイプのスプレーについては別の機会に詳しく記載させて頂きますね。

いつもとは違う薬局でクスリをもらう時は注意

ヒルドイドローションをいつも使用している方は、いつもとは違う薬局でお薬をもらう時にはご注意を。

ヒルドイドローションをジェネリックでもらうと、化粧水タイプの全然違う使用感のクスリになることになります。

処方箋を渡す時に、ローションだけは先発品を希望することを伝えてもらえるとスムーズです。

さいごに

化粧水タイプの方が合う方もいらっしゃいますし、夏にはサラっと使える方を選ぶなど季節によっても変わります。

症状が悪化せず良い状態を保つことができるよう、「一番の主治医はあなた自身!!」をココロがけて上手に付き合ってくださいね。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

なにこれ!?と興味あることから
クスリ・お役ち情報・旅行などつらつらと。

趣味:薬剤師

ヒューマンデザインに出会って10年目
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