私たちは決定の仕方を学ぶよう求められている

決める大切さ

ヒューマンデザイン的日々を過ごす私にとって「決定の仕方を学ぶように求められている」というタイトルを見た瞬間、読まずにはいられませんでした。それも「運命と自由意志」というテーマと共に書かれてるのは興味深いところ。なぜならインド占星術でも「カルマと自由意志」という観点があるからです。

ヒューマンデザインは意思決定のための知識ですが、実践するにあたってこれで良いのかな?と引っ掛かりを感じる人もいると思います。別の視点から見つめる手がかりにしてもらえると良いなという想いと、様々な切り口で同じことを伝えられてきている面白さからご紹介することにしました。

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本の紹介

“エドガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則”の本からから一部を抜粋した内容を今回紹介させて頂いております。

目次

1 人生を新しい視点で見る(ほかの人の内に見出す長所は、あなた自身の内にもある;人生の危機は、飛躍への好機だ ほか)
2 新しい生き方のための作戦を立てる(率先して行動を起こすことこそ最善の方法;与えたものだけが、あなたのものとなる ほか)
3 運命と自由意志(私たちは決定の仕方を学ぶよう求められている;あらゆる瞬間に他人を助けているか傷つけている ほか)
4 未来を創り出すための基本(考えたことが現実になる;動機と理想によって変化は始まる ほか)
5 運命を開く力(人生にはある周期をもったパターンがある;名前には力がある ほか)

意志について

あなたは意志と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?

根性を出して行うこと?
それとも欲望を抑えるために必要なこと??

この本によると意思は魂を作る3つの基本要素の1つを担っているそうです。

=魂を作る3つの基本要素=
・ココロ:直感、想像力を生み出す創造的なもの
・エネルギー
・意思:選択の自由、個性を与えるもの

意思は選択の自由と、個性を与えるもの。

しかし、意志と聞くと「やる気」を思い浮かべるのは私だけでしょうか。「やる気」は意思のように思えますが、何かを成すにはただ目の前にあることを淡々と行うだけだと聞いたことがあります。「やる気」は行おうとする「気持ち」でしかなく意思ではないのです。「やる」という意思があるからこそ、淡々と行うことができるんですよね。

自らの意思で選んだことがその人らしさや個性に繋がるのですが、その意思の前に立ちはだかるものがあります。

習慣の反逆者

思考や感覚、行動は強い習慣的パターンを持ちます。これが深く身についているため、そのままにしておくと生活を支配するようになりますが、意思の働きによって抵抗し新しい方向へ導いていくことができます。

魂の成長は私たちが意思をどのように使うかにかかっています。

ココロが創り手であるならば意思はその創造性を助け結果に繋げてくれます。
より高い目的に力を委ねて従うことは、より高い意志から生まれる行為です。

無意識での行動や思考グセは価値観、マイルール、観念という言葉で表現されます。多くは他人にイラつきを覚えたり私は我慢しているのになど不満を感じる部分に習慣的パターンが存在します。

この習慣にいかに気づき、視点や思考を変え新しい方向と向かえるか。

意思は染み付いた習慣を打ち破っていくカギになります。そこにはあなた自身がどう在りたいか、どんな現実を創っていきたいかという基盤も必要になってきます。そのヒントはイラつきや不満に隠されています。

あなたは今どんな習慣パターンを持っていますか?本当はどう在りたいのでしょう??

「私」が決定すること

決定の仕方を学ぶこと。それが求められていること。

なぜなら。自らが下した決定も結果を見てみると習慣や染み付いている価値観などが無意識に働いて誤りだったと気づくことがあるからです。ただ、子供が大人へ成長する時に間違いから学ぶように、それも大切なステップなのです。

習慣はその時代や環境を過ごすために必要なスキルだった場合もあります。しかし、世の中はどんどん変化していて、怖いと思いながらもその習慣を捨てると決め行動した時、持ち続けなくてもよかったのだと気づくことがあります。

選択に必要な時間は状況や案件によって違います。私たちは選択する自由があります。特権です。意思決定を楽しみ、混乱も可能性のステップだと楽しみ決めたことにエネルギーを注いでください。

真の意味で個性を発揮するには

私たちの無意識からの衝動や意思からの行動だと思うものは、環境要因が大きいです。というのは、1日の行動のほとんどは環境によって決まっているからです。

そのような中で真の意味で個性を発揮するには「大いなるもの」に身を委ね選択する訓練を行って個人的な強さを成長させていきつつ、全てを引き渡し身を委ねることをしなくてはいけません。

ヒューマンデザイン的に言うところの「自分でハンドルを握るのをやめる」と同じですね。意思は大切だけれども、自分でどうにかするんだ!というのとは違うのです。

自分を変えたければ

・人間関係を変えてみる
・引っ越しをして環境を変えてみる
・いつもとは違う道を通ってみる

ということを聞いたこともあるのではないでしょうか。まずは環境を変えて起こることに身を委ねてみるのも良いですよね♪

エドガー・ケイシー

この本を見つけたきっかけは虫刺されの記事を書いた時に痒みを抑える方法としてひまし油に出会ったことがきっかけです。

ケイシーはリーディング(透視)をして様々な問題を解決したそうです。ヒューマンデザインの啓示とは異なりますがインド占星術を含め、言葉や伝え方は異なるけれど本質的には同じことが何千年にもわたり人類に様々な方法で伝えられてきているのだと感じました。

最後にこちらの一文で締めさせて頂きます。

誰かの意見や周りを窺って決めてばかりでは、意思決定を楽しむステップを踏むことができません。あなた自身の内側からの声に従って決めることが大切です。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

薬剤師のお届けするココロとカラダのメンテナンス。
なにこれ!?と興味あることからお役立ち情報などお届け。

☆ヒューマンデザイン11年目。5/2 マニジェネ。
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