夏に着る服の色は汗がわかりにくい色!!
そんな基準で服を選ぶのは私だけではないはず・・・!!!?
脇汗を抑えたくて
制汗剤や汗拭きシートで対策しても
汗が多すぎて追いつかない…
そんな中、ここ数年でいろんな薬が誕生しています。
使いやすいなぁという実体験と
患者さんからもなかなか良い感触の反応がある
ラピフォートワイプ
と他の止汗剤について紹介しますよ〜!!
ラピフォートワイプ
使い方
<ラピフォートワイプ>
- 適応:9歳以上の原発性腋窩多汗症
- 使い方:1日1回清潔で乾いた状態の両脇に不織布で塗る
- 注意事項:1回使い切り。使用直前に開封。
使用後は眼に触れずすぐに手を洗う。(刺激・まぶしさ・霧がかかったように見えるなど眼の調節障害があらわれることがあるため)
小分けの包装に
1枚の薬剤入りの不織布が入っています。
ゴミは出るけれど
薄くて軽いので旅行にも良き。
そして衛生的✨
9歳未満の子供での試験結果はないので
9歳以上となっております。
どのくらいで効果を感じれる?
効く人には2週間ほどで効果を感じられるので
個人的には7月に入る前には病院に行こうかな。
塗ってから30秒後くらいには乾いているので
服もすぐ着ることができます。
2023年5月から長期処方可能に
なぜ今ご紹介するかと申しますと!!
新しい薬って販売開始から1年間は
14日分しかもらうことできない規則。
その制限が解除されたので
頻繁に病院に行く必要もなくなります。
エクロックゲル
実はラピフォートワイプよりも
先に発売された多汗症の薬がこちら。
<エクロックゲル>
- 適応:12歳以上の原発性腋窩多汗症
- 使い方:1日1回清潔で乾いた状態の両脇に不織布で塗る
使い方
発売されたばかりの頃
使い方に煩わしさを感じて
個人的にはスルーしていました💦
キャップの下のアプリケーターに
ゲルを出してワキに塗り塗りするタイプ。
手につかないようにという
優しい配慮なのですが。
しかしいつの間にやら
ツイストボトルが出ておりました。
こちらは上部を回すことで
上に片方分の薬が出てくるのね。
そしてそのままワキに塗り塗り。
こっちの方が絶対良い!
ツイストボトルは40gの1ヶ月タイプのみ。
2023年6月以降の発売です。
薬局でもらう時に確認した方が良いよ。
ツイストボトルが良いです!!って。
手汗にはこれ!!
ラピフォートもエクロックもワキのみで
手の多汗症には適応にはなっていません。
(原理は一緒なんだけどね)
しかし、2023年3月ついに製造販売が
承認されました。
クスリの名前はアポハイドローション。
適応は原発性手掌多汗症です。
使用した患者さんからよかった!!というお声も聞いています。
ちなみに1本 4.5mL(4.32g)で1週間分。
薬のお値段は??どっちを選ぶ??
<薬のお値段>
- ラピフォートワイプ:1076円 (14日分 3割負担の場合)
- エクロックゲル:1448円 (14日分 3割負担の場合)
- アポハイドローション:1409円 (14日分 3割負担の場合)
薬代にプラスして
クリニックの受診料
調剤薬局での調剤基本料
などが必要になります。
拭き取るタイプが良いか
塗るタイプが良いか
ご自身の好きな方で
相談してみるのも良いと思います。
さいごに
幼い頃から手足にも汗をかきやすくて
手を繋がなければいけない時は本当に嫌でした。
相手に申し訳なくてね。
テストの時は用紙がふにゃふにゃになるし
弦楽器は弦が湿気って音がこもっちゃう。
夏はミュールがダメになりやすいし
服も汗が目立たない色を選んだり。
結構なコンプレックス。
でもボトックスはなんだか怖いし
イオントフォレーシスも通いにくい。
だからね。
こんな風に選択肢が増えるって
すごくありがたい。
もし同じように困っている人がいるなら
試してみたら?って伝えたいのです。
知っていて選ばないのと
知らずに選べないのとでは
大きな差があるからさ。
周りに困っている人がいたら
教えてあげてくださいね☆
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