通りすがりに販売されているレザーを見て
何か作ってみたいな・・・
と思うこと早数年。
気になる革をついに購入!!
さぁ。どうやって作るのか調べよう!!
ということで調べ物記録ですが
お役に立つことがあれば幸いです。
早々に飽きてもOKな初期投資。
ずっと続けたくなった時に
大きく買い直す必要のない道具が目標です!!
最終的に揃えることにしたもの
まずは結論から。
薄手のレザーを縫う予定で検討した結果がこちら。
<購入予定>
・針:ダイソー
・糸:黒→ダイソー カラー→ビニモMBT#5
・菱ギリ細:SEIWA 又は協進エル (穴が同じ大きさになるメーカー)
・コルク板
・トコロール
<代用検討>
・ガラス板(床面磨き)→ ガラス瓶
・へら(床面磨き)→ 不要なカード
・コバ磨き→ やすりと布
・ネジコンパス →検討中
・ヘリ落とし → 薄い革なので今回は見送り
検討内容は長いですが、渾身のまとめです✨
手縫い?!ミシンでも縫えるの??
購入したレザーは薄め。
1mmあるのかな?!
素材も何もわからないまま
手触りと見た目で購入♪
この薄さならミシンでも縫えそうかも?!
ということでまずはミシン縫いについてからどうぞ。
家庭用ミシンで革を縫うコツ
家庭用ミシンでもパワーがあるミシンであれば
革を縫うことができる可能性あり!!
革用の針を使う
・薄手の革⇨11号
・厚手の革⇨14号、16号
手芸屋さんのユザワヤにもありました。
糸の選び方
(糸)20番手 ⇨(針)14~16号
(糸)30番手 ⇨(針)14号
(糸)50番手 ⇨(針)11号
1mmくらいの柔らかくて薄い革を縫いたいときは
糸が50番手くらいで針は9号が良いかも?!
ミシンの押さえをテフロンに
持っているミシンに金属ではない押さえが付いていたので使えるかも?!
ジグザグ縫い用と記載はあり。
一度確認してみても良いかもしれません。
安く試しに使ってみたいときは100均でメンディングテープを。
マット加工で表面がザラザラしているので
革に触れる部分にメンディングテープを貼るとOK!
ちょっとしたテクニック
・その①:薄い紙を革の上に置いて一緒に縫う
・その②:縫い目は荒く設定する
革の厚みや針の太さによっ調整は必要。
縫い目の長さは2.5mm以上で。
手縫いの道具
持っているミシンを使えると
揃えるものは少なくて良いから理想的。
だけど大きなリスクが
布と違って開けた穴は塞げない!!
やり直しができない。
リスクが高いので躊躇するなぁ。。。
手縫いについても調べよう!!!
革用の針
ダイソーの針が意外と使えるようなので最初はこれで・・・
と思ったのだけど大型の店舗でないと置いてなくて
ちゃんとしたのを書いました。
革用の糸
麻糸よりも強度の強い
ポリエステル糸にすることに。
縫い留めも火で炙って処理することが可能。
麻の場合はボンドで接着。
ダイソーの糸も良いとレビューあり。
ロウ引きされたポリエステル糸で10mでの販売。
オーソドックスカラーで太い順に#0>#5>#8の3種類。
1番のおすすめはビニモMBT。
中心が接着してあるので扱いやすく
ミシンも手縫いも両方使用可能。
色も豊富♪
ビニモなど左撚りの糸は右利きの人が縫うと
長い距離だと撚りが解けやすいので
解けてきたら撚り戻しながら使用を。
必要な糸の長さは縫う部分の約4倍を目安に。
4mm幅であれば#5の糸がおすすめ。
縫う時は一定の規則で縫うように。
糸を通す時の上下を逆にすると目が乱れます。
菱目打ち
革は厚いので縫う前に穴を開ける必要があり。
ゴム板の上に革を置き
目打ちを木槌でトントン叩いて穴を開けていきます。
4mm幅(クラフト社の2mm)がスタンダード。
4本の目打ち・・・直線部分に
2本の目打ち・・・コーナーに。コバから4mm開ける時に線引きにも使える!
1本の目打ち・・・穴の数合わせ。
6本は便利だけど打ち抜くのに力が必要。
クラフト社、協進エル、SEIWAなど日本製がおすすめ。
・3mmピッチ→糸サイズ0.6mm〜1mm 1.2mmは太すぎて入らない。
・5mmピッチ→糸サイズ1mm〜1.2mm 0.6mmは細すぎて穴が目立つ。
Active Islandなどヨーロッパ目打ちは菱目よりスッキリ。
菱目打ちの問題は木槌で叩くのでうるさそう・・・。
菱目パンチ
菱目パンチは革の表裏両面にガイド線を入れて
線に沿っているか確認しながら使用。
4mm厚くらいまで使用できるけれど
逆に薄い革は穴があかない。
菱ギリ(菱錐)
菱目打ちはガイドとして軽く打つくらいで
菱ギリで穴を開けるのも良き。
ゴム板ではなくコルク板を敷いて使用。
ゴム板に不要な革を敷くのも良いという人も。
一番の魅力は木槌で叩かないので
静かに穴を開けられる。
ただ同じ角度で1つずつ穴を開けていくので
慣れと根気が必要。
研ぐと使いやすくなるようです。
菱ギリだけは会社によって形状が違うので注意!!
協進エルさんSEIWAさんの菱ギリは穴が均一にあくのでおすすめ。
逆に、穴の大きさを変えたい人はクラフト社を選ぶと良いです。
中の菱ギリが4mm幅目安の穴の大きさ。
レザークラフト参考動画
作るときに確認したい動画集。
参考にした本
縫い目は直線で距離も短く初心者に優しい設計だけど
バイカラーで作成できる作品もあり
シンプルでセンスが良くて好みの本でした✨
作ることがあれば参考にしたい形
いつか作るかもしれないので
合皮を使用している動画だけど形の参考に。
さいごに
長々と最後までお読み頂きましてありがとうございます!!
本当はいくつかのページに分けて買いた方が良いのですが
必要なことはまとめたい派でして。
一冊本があるとやっぱり必要な道具が整理されやすい。
ネットにも買いてあるけれど本の方が見やすいこともあります。
ただ、道具や糸に関してのこと
ちょっとしたコツは動画が強いですね。
数日間じーっとインプットしつつ
イメージが作れてきてから買い出しに。
さ。どうなることやら。
乞うご期待?!
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