覚えておきたいと思ったことなのであなたにも。
2024年2月11日の初耳学より。
青山学院大学 陸上競技部原監督の教え。
グループや組織をまとめるためにはどうすれば良い?
個性の強みによりチームは成長していく。
そのために必要なことは3つ。
- 理念
- 行動指針
- 個人の目標
ひとつひとつ解説していきます。
理念で繋がる
様々な個性の強みを伸ばすことがグループの活性化に繋がる。
そのためには何を目的として行う組織なのかという『理念』が必要になる。
その理念は
自分たちだけの利益だけではなく
多くの人の幸せになるのか?
を考えよう。
同じ目標に向かって努力し協力して
誇りと熱意を持って取り組むことを促す。
強みを持った個性を共通の目的(理念)で繋げる
<青山学院大学 陸上競技部の理念>
箱根駅伝を通じて社会に役立つ人材を育成する。
箱根駅伝は教育のツール!!
行動指針で生活を整える
理念はあっても行動が伴わないと意味がない。
傍観者になって他人の責任にしないためにも
行動するための指針に落とし込み一体感を生み出す。
具体的で理解しやすい形になっていると良き。
理念を実現するためにどう生活すべきか
という行動指針を作る。
<青山学院大学 陸上競技部の行動指針>
1.感動を人からもらうのではなく、感動を与えることのできる人間になろう。
2.今日の事は今日やろう。明日はまた明日やるべき事がある。
3.人間の能力に大きな差はない。あるとすれば熱意の差だ。
半歩先の個人の目標
行動指針を基に個人の目標を立てる。
己の力を見極めてないと妄想のような実現不可能な目標になりがち。
半歩先の目標設定を作り、毎月見直してsmall stepを積みあげよう
番外編〜組織の成熟
理念があれど時間も必要。
組織の成熟と成長について『ここから変える』by AIG損保で語られていました。
組織の成熟の4つのステージ
- 命令型:監督の命令で全員が動く
- 指示型:監督が部長に支持をだし、部長が部員に伝えて動く
- 投げかけ型:監督が部長に方向性を伝えて、部長と部員が自主的に考え動く
- サポート型:外部指導者も巻き込み、部員が考えて動き、監督は部員のサポート役に徹する
組織を成長させる5つの要素
- 知ること
- 理解すること
- 行動すること
- 定着させること
- 相手に教える・伝えること
これができるとメンバーが変わっても組織は同じように進んでいく。
さいごに
チームや組織もだけど
個人の人生にも使える内容ではないでしょうか。
理念は何を目的にする人達と繋がっていきたいか
ということではないかなと。
副業などやりたいことに踏み出せない時も
その先に多くの人の幸せに繋がっているのか?
と考えることを勧められていました。
迷った時は
楽しく、人が喜ぶ方向へ!
仕事で不満を持つ時は
この仕事の先は何に繋がっているのか
自身の望む方向と同じなのか
という部分に違和感を抱いているか
そもそも意識していないのではないかな??
目の前の人の笑顔に繋がっているのか
確認してみてはいかがでしょうか。
〜余談〜
組織の成熟の4つのステージのサポート型。
マンガの『この音とまれ』はこの形。
やはり時代を作っていくのはアニメや漫画から。
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