りくりゅうの金メダル。
あの瞬間は、突然生まれた奇跡ではないと思っている。
その原点には、ひとりの存在がいる。
高橋成美さん。
私が高橋成美さんを知ったきっかけ
高橋成美さんの現役時代を
リアルタイムでは追ってはいなくて。
知ったのはコロナ禍。
中野友加里さんのYouTube
「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」がきっかけ。
荒川静香さんや安藤美姫さんなど
スターが出演して
裏話を語ってくれて楽しくて。
そこに出演された高橋成美さん。
第一印象は——
「なんて個性的な人なんだろう」
明るくて、エネルギッシュで、まっすぐ。
まさか数年後、オリンピックの解説でバズる存在になるなんて
その時は想像もしていませんでした。
高橋成美さんの解説に滲む“ペア愛”
りくりゅうのフリー。
解説席に座っていたのが高橋成美さんでした。
技術的な解説だけではない。
言葉の端々に滲む、ペア競技への深い愛情。
そして、ふたりを見つめるまなざし。
「この演技は宇宙一ですよ!」
という成ちゃんらしさ。
あの言葉は、解説というより、心からの叫びだったと思う。
次世代へつないだ人
演技後の成ちゃんが待ち受けるインタビュー場で
木原龍一くんが、最初にかけた言葉。
「なるちゃんが居てくれたから、次世代が出てきて、俺たちがとれた」
あの一言に、すべてが詰まっていた。
日本のペアは、決して環境に恵まれていたわけではない。
成美さんが現役だった頃
ペアは今よりもっとマイナーで
厳しい道だった。
それでも挑戦を続け
世界選手権で結果を残し
そして今日本で
ペアという競技が大注目。
積み重ねがあったからこそ今がある。
3人がハグしたあの瞬間。
祝福だけはなく
バトンを繋いでいくもの達の
熱い抱擁だ。
りくちゃんの“ティラミス”
あんなに感動的な空気のあとの
りくちゃんの
「ティラミス食べたい」
発言を誰も回収しないの?!
ちゃんと別番組で回収されていたのがまた素敵。
龍「美味しいなこれ、もうちょっと食べよ」
りく「持って帰っていいの?!」
二人とも可愛すぎるでしょう。
感動と笑いをありがとう!!
原点は消えない
りくりゅうの輝きは
ふたりだけの力ではない。
龍一君はペアを始めた最初の頃
ツイストリフトの方法がわからなくて
周りの海外の選手に聞いて
できるようになっていったと話していた。
なかなかペアに秀でている日本人選手がいない中
世界選手権で3位の実力を持つ
高橋成美さんという存在は
りくりゅうの原点であり
日本ペアの歴史そのものなのかもしれない。
金メダルの裏側には
静かな時間の積み重ねがある。
それを知ると
演技の見え方が少し変わる。
ペアって、いいですね。
本当に。

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