私が初めてインド占星術と出会ったのは
インドに旅行に行った2017年のこと。
インド人のガイドさんが旅の途中に
「今占星術を勉強中だからみてあげる」
と声をかけられたことがきっかけ。
その時なんて言われたかな。。。💦
すごく印象的だったことは
あなたの誕生石は「エメラルド」
と言われたこと。
衝撃的だったのですよ。
え??違うよ?!
私双子座だもの!!
とエメラルドの誕生石は何の星座なのか
調べたのです。
西洋占星術とインド占星術の星座のずれ
エメラルドが誕生石なのは牡牛座で
双子座のひとつ前の星座。
その時はなんで違うのかと心に引っかかりつつ
すぐにスルーしておりました。
観るものがたくさんあってそれどころではない(笑)
西洋占星術もインド占星術も12星座。
どちらも生年月日、出生時間、出生場所から導き出します。
ではなぜこのような星座のズレが生じるのか。
それはチャートを作成する方法(方式)が違うからです。
トロピカル方式とサイデリアル方式
西洋占星術ではトロピカル方式
インド占星術ではサイデリアル方式
という異なる方法で
水星、金星、木星などの惑星が12星座に振り分けられます。
大きな違いは何かというと
実際の天体の位置との関係
実際に天体を観察した時の星座の位置との
ズレが少ないのはサイデリアル方式
ズレが大きいのはトロピカル方式になります。
理由は牡羊座の0度の基準をどことするかが違うため。
トロピカル方式は春分点を牡羊座の0度とする
と決められています。
この春分点(太陽と月の通り道の交点)は
72年に1°だけ1つ前の星座の方に移動しています。(歳差運動)
西洋占星術での牡羊座0°は実際には24°ずれていて
現在は魚座の6°付近だそうです。
一方サイデリアル方式は特定の恒星(動かない星)を基準としているので
実際に天体を観察した時とのズレが少ないというわけです。
方式が異なると起きる現象
簡単にいうと西洋占星術とインド占星術は
ホロスコープを作成する時の方式の違いによって
太陽星座などが異なってくるということです。
最初にお話ししたように
私は双子座だとずっと思っていたけれど
インド占星術でみた太陽星座は
1つ前の星座の牡牛座だった
というわけでございます。
なんせ重なっている部分は6°しかないわけです。
(1つの星座は30°で24°のズレが生じている)
なので今まで占星術でしっくりこないなぁ〜
と感じておられた方はインド占星術で合点がいくと思います。
ちなみに私自身はと言いますと。
西洋占星術での太陽星座の双子座をみていて
特に違和感を抱いていたことはありません。
ただインド占星術でみた場合に
私の月星座が双子座でした。
なので私自身としては違和感を感じなかった
と考えております。
そしてインド占星術での太陽星座である
牡牛座の性質をみて
あぁ、社会性としてはそういう態度をとるな・・・
と納得なのであります。
ちなみにサイデリアル方式はズレが生じなくて良いかというと
サイデリアル方式もズレていくそうです😅
何がズレるかというと
現在の暦のグリゴリオ暦との間でズレが生じるらしい。。
詳しくはこちらの方の記事を参考にして下さい。
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