栗をもらうと「皮むき大変…!」というイメージがありませんか?
でも実際に甘露煮を作ってみたら、とても美味しくて感動。さらに、その甘露煮から栗きんとんも簡単にできました。
毎年絶対作りたい!と思えたので、保存方法とレシピをまとめておきます。
🌰栗の保存は“チルド”が正解
栗は乾燥すると風味が落ちます。
ポリ袋に入れて チルド室(0~4℃)で数日保存 すると、デンプンが糖に変わり甘味がぐっと増します。
👉 長期保存したい場合は「冷凍」でもOK
👉 冷凍した栗はむきやすいので時短にも◎
栗の甘露煮【材料】
- 栗:125g (むき栗の状態で)
- 水:100g
- てんさい糖:50g(お好みで加減)
- くちなし:1個(色づけ)
栗の甘露煮【作り方】
1. 栗を剥く〜熱湯で鬼皮を剥きやすく
1〜2時間水に浸けた栗を、沸騰したお湯で2分ゆでて冷水で冷ます。 触れる温度になったら、栗のおしり側に包丁を入れて皮を押さえ、栗の頭の方へ引っ張るようにして鬼皮をむく。
鬼皮が剥けたら、再度熱湯に戻して渋皮を柔らかくし、丁寧にむく。
むいた栗は変色を防ぐために、水につけておく。
冷凍してから剥いてもOK!
栗を冷凍すると剥きやすく。1日以上冷凍してから熱湯を注ぎ、5分ほど置くと簡単に剥けます。
2. 栗を茹で、くちなしの実で色づけ
鍋にむいた栗と割ったくちなしの実を入れ、栗がかぶる量の水を加えて加熱。沸騰したら弱火で10分茹で、冷まして色が入るのを待つ。
一晩冷蔵庫に置くと色がしっかりつきます。
3. 蜜でコトコト炊く
鍋に水100gとてんさい糖50gを入れ、沸騰させて糖を溶かす。色づけた栗を鍋に移し、栗同士が重ならないように並べ、弱火で20分煮る。
火を止めて冷ませば、栗に味がじんわり染み込み完成。
栗の甘露煮・渋皮煮・マロングラッセの違い
栗を使った甘い保存食にはいくつか種類があります。
それぞれの特徴を簡単にご紹介。
栗の甘露煮
- 鬼皮も渋皮もすべてむいた栗を、砂糖とくちなしで煮たもの。鮮やかな黄色が特徴
- おせちの栗きんとんに使われることが多い。
栗の渋皮煮
- 鬼皮のみ剥き、渋皮を残したまま砂糖で煮たもの。
- 渋皮のほろ苦さが大人向けの味わいで、洋菓子にも合う。
マロングラッセ
- 渋皮を剥いた栗をシロップ漬けにし、乾燥させたもの。
- ヨーロッパ発祥の高級菓子で、しっとりした甘さが特徴。贈り物にも◎
作り方や味わいが異なるので、用途や好みに合わせて楽しんで下さい。
マロンとチェスナットの違い
- Chestnut(チェスナット):一般的な“栗”。日本の栗も含む
- Marron(マロン):フランス語で「大粒で質の良い栗」の意味。菓子加工に使われることが多い
そのため甘露煮は Candied Chestnuts と呼ばれ、「マロン」とは言いません。
「栗全般を指すのがチェスナット」「フランスの高級感のあるお菓子や加工品に使われるのがマロン」というイメージ。
さいごに
初めての栗仕事は手間がかかるけれど、その分だけ美味しさもひとしお。
くちなしで鮮やかな黄色に色づいた栗を見て感動しました。色付けにはくちなしをそのまま加えてもOKですが、さつまいもなど煮崩れるものに加える場合は、お茶パックを使うと小さな種の回収に苦戦することなく便利です。
くちなしの花言葉は「喜びを運ぶ」「とても幸せ」「優雅」と素敵なのですが、日本では良いイメージがなく植っていることは少ないのか、生の実を使われていることは少ないですね。今後はもっと活用したいものです。
甘露煮は密封容器で冷蔵保存できますが、長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめ。
甘味がぎゅっと詰まった栗の甘露煮、ぜひ試してみてください。



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