ふと目に入ってきて「やってみたい!」と思った編み方。それがプランドプーリング。
毛糸の色が一定のパターンで繰り返されている「段染め毛糸」を利用するとチェック模様ができるのです。引き抜き編みだけで作れる優れもの!!
こんな編み方を考えた人ってすごい!
と、この不思議な編み方を挑戦してみた体験記事です。

作り方
作り方はこちらの動画で詳しく解説されています。手元の動きや色合わせのコツがとても丁寧に解説されています。
準備するもの
すべてダイソーで購入可能です。
- ダイソー リサイクルポリエステル毛糸 段染め オータムリーフ
- かぎ針 (7号または8号)
- 目印リングや段数マーカー:ニットピンでも可
ひとことメモ
かぎ針は100均のものでもOKですが、スムーズに編みたいなら「クローバー」や「チューリップ」などのメーカー品がおすすめ。グリップ付きなら手の負担も軽減できます。
まずは100均で試してみて、気に入ったらメーカー品を検討するのがGOOD。
目印リングは、フック式は着けやすいけれど外れやすいので注意も必要。心配であればロック式を。
実際に編んでみた!初心者のチャレンジ
今回使用したのはアクリル毛糸。マフラーとして使う予定はないので、1パターンの模様を楽しむサイズ感にしました。
完成品はアクリルたわしとして使える予定!
私は手がきつくなりがちなので、8号のかぎ針を使用しました。
初心者でもできる?…ちょっと難しい
かぎ針初心者の私は、目数を数えるのに不安だらけ。
でも、この編み方は色で目数を決めるから、意外と分かりやすいかも?!
と思ったのも束の間。すごく苦戦しました。
<実際の配色と目数(私の場合)>
動画(7号針) | 私(8号針) | |
オレンジ | 9目 | 8目 |
ネイビー | 9目 | 8目 |
ライトブラウン | 13目 | 12目 |
ネイビー | 9目 | 8目 |
オレンジ | 9目 | 8目 |
ブラウン | 13目 | 14目 |
最初は動画と同じ目数で進めましたが、どうしても編みづらかったネイビーをきっかけに8目に変更。
ブラウンは13目だと奇数になって違和感があったので、思い切って14目に調整しました。
プランドプーリングの良さと難しさ
色を頼りに目数を調整しやすい!
この編み方の良い点は、目数を色で確認できること。
編んでいくうちに「あれ?目が合わない…」と気づきやすいです。
実際、私はライトブラウンを1目多く編んでしまっていて、3段目でズレに気づけました。
でも、チェック模様を合わせるのは難しい!
動画でも説明されていましたが、色が変わるときは下の段と2目ずれていることがポイント。
でも実際は4目ずれてしまったり、1目飛ばして編んでいたり…失敗の連続でした(苦笑)

何度もやり直して、ついに完成!
途中で毛糸が細くなったり毛羽だったり…。
諦めかけたけど、何度もほどいてやり直して、ようやく完成!

途中ダメになって切って捨てた毛糸もあるけれど、A5サイズよりも大きいサイズになりました。
可愛いチェック模様。頑張った甲斐があった!
1つの毛糸でこんなに長い時間編み続けることになるとは。
同じ1本の毛糸だけど、色によって編む感覚が違うのでちょっと難しかったかな。
1回できてしまうとなんてことはないのだけど、慣れるまでが大変。
今回のかぎ編みは7号と8号の両針を使用。1段上がる時のちょっとした毛糸を引っ張り出したい時に7号のかぎ針をすぐに使用できて良かったです。グリップはないけれど手が痛くなることもなかったし。
この毛糸でもチェック柄が作れそう!!
さいごに
ほどいては編み、編んではほどき・・・。
簡単にできないからこそ楽しいと思うタイプなので、満足いくまで、出来上がるまでひたすら編んでおりました(笑)
ただただ目数を数えながら無心で作る。
目数を揃えるために、色によって編む力加減が少し違うのだけは難関。
だけども、ただただ目数を数えながら同じように編んでいくだけでチェック模様ができるって最高です。
出来上がりの満足感たるや。
あなたもチェック模様の編み物に挑戦してみませんか?
気になる人は、2目ずれるということだけは死守して、挑戦してみてくださいね🎵
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