石鎚山に登ってみた。雨の登山はいかに。

──10年越しの想いと、びしょ濡れの鎖場登山記──

「石鎚山の鎖場を登りたい」

そう思ってから、気づけば……はや10年。
びっくりするくらいの月日が経っていました。笑

ずっと行きたかったはずなのに、なんだかんだと機会を逃し、気合を入れて「今年こそ!」と決めた日程。
しかし出発前日に発覚したお天気の下り坂具合ったらもう、ほんと笑うしかない。

諦めきれず予定を1日早め、ようやく実現した石鎚山登山。
珍道中の記録を残しておきたいと思います。

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直前の予定変更

山の上の天気は変わりやすい。

てんきとくらすの登山指数を見たら、登山予定の日はC!A〜Cの3段階でCは登山に適していませんの表示だ。しかもその日以降1週間Cしかないではないか。

登山前日に四国に渡って近くに宿泊予定だったけど、予定を前倒しにするしかない。かろうじて午前の登山指数はA。15時にBになってるけども。朝出発して11時くらいに着いて、遅めの登山を開始したとしても下山中かな。登り2時間半〜3時間、下りは2時間として往復5時間みて17時には戻れているはず。この日にかける選択肢以外はない。行くしかない。

広島からフェリーで四国入り

今回は広島からフェリーを使って行くことに。

運転で疲れるわけにはいかないので、「楽に行こう」という気持ち。2泊3日の予定でレンタカーではなく車ごと広島港を5:45発、松山観光港8:10着に乗り込む。
始発はトラックが多いこともあるので予約した方が良いそうな。

高速に比べて、フェリーはやっぱり高い。
でも「シーパセオ」に乗ったので快適&綺麗で最高!

朝早いのでほとんど人がいない。いろんな過ごし方が可能な様々なエリアが用意されています。
2025年8月からマイカー割引がなくなるのは惜しいな。

土小屋ルートへ向かう道のり

さて。松山観光港に到着後、国道33号線を通って石鎚に向かいつつ、道の駅に立ち寄ってお昼ご飯を調達。

道の駅天空の郷さんさん良さそうだったの。駐車場にも車がたくさん。でも意外と回転も良い。
美味しそうな食べ物もたくさん。帰りにもぜひ寄りたい!衝撃は猪肉の自販機。

お昼ご飯を調達して、土小屋ルートの登山口を目指し始めたら雨が少しポツポツ。どうにかお天気持って欲しい。

ルートとしては、ナビで久万高原町で国道33号線から県道12号へ行くよう指示されても、国道33号線を走り続ける方が中央分離帯のある片側1車線が続くのでおすすめという情報を見たのでそのまま国道33号線で進む。
御三戸(みとど)の交差点で県道212号線へと進み石鎚スカイラインを目指す。

久万中学校交差点で県道12号へ行かず国道33号線のまま
御三戸交差点で県道212号へ
広範囲で見るとこんなこんな感じのルート。

全然関係ないけれど、国道33号線を通っている時に上黒岩岩陰遺跡が目に飛び込んできまして。ちょっと気になったので時間があれば行きたい所ではあります。

道中は一部曇り空も見えつつ。天気持って欲しいなと願う。


でも……登山口に着いたら、雨。
しかも、まあまあ本降り。笑。

行くか行かないか問題、再び

着いたのは、11時くらい。予定通りだが登山するにはちょっと遅め。
しかも、天気は……登山口に着いたら、雨。

談笑している人たちはいても登る人たちが見られない。
時間が遅いからだけど、仲間がいないとなると躊躇する。
お腹を満たしながら、天気と周りを観察。

でも、ここまで来たし……
と思っていると登山口に向かう人を発見。到着時よりは小ぶりになってきた。
「とりあえず現場を見に行こう」ってことで、レインウェアを着ていざゆかん!!

木枕は雨の日は危険。

土小屋ルートの登山道を歩き出してすぐに思ったのは「雨の木道、滑りそうで怖い……!!」

雨は止んだり小雨になったり。
多少濡れても熱を奪われることはないし、暑さはあまり感じない。
暑くて汗をかくよりも快適かもしれない。

しかしガスっていて景色はまったくわからず。
どの程度の高さの所にいるのでしょうね(笑)
本来は景色が良い・・・のか??

土小屋ルートは二の鎖の合流までが長いったらもう。
成就ルートは高低差が大変なのだろうけれど、予想以上に合流地点にたどり着きません。

二の鎖前の合流地点に到着!!

13時には成就ルートとの合流地点に到着。
土小屋ルートではほぼ人に出会わずこの雨の中登っている人はいないのか・・・と不安半分だったけれど、合流地点には意外と人がいて一安心。

成就ルートと土小屋ルートの合流地点に突如として現れる
道を間違えないようにしっかり表示あり

そして、二の鎖はすぐそこだ。

雨だし危険・・・でもどんな感じか見ておきたいし、行ってみよう!!

ついにやってきた、二の鎖
もはや写真に残す余裕さえなく。

ここまできたなら!と登る。
他に人はいない。
落ちないようにだけは気をつけようと心に誓う。

岩は滑りやすそうで危険だけど「手に頼り過ぎず、脚力で登る方が良い」と事前に目にしていたので、意識して登ると案外いける。そう。途中までは。

足を置く岩場がある場所は良いのだ。
大きな石の部分には三角の足を入れる鎖もあるのだが。
いやいや、足はそんなに長くないので届きませんですわ。
どうやって登るのさ。
岩場は滑るし、足をかける窪みも見当たらない。
やばい。

そして一回失敗してズルズルズルと下へ向かってしまったので心臓もバクバク。
周りに人もいないし登り方の攻略法が。。。
岩場が乾いていたらまだ岩肌へのグリップでなんとかなりそうだけど、雨はいけない。

あ、こういう感じで遭難することがあるんだな。と危機感と反省を抱きつつ再挑戦。
なんとか攻略できてよかった。というかなんとかするしかない。
本当に雨の日は危険なのでおすすめしない。(当たり前)
2度と行かないと誓った。

救いは、ガスっていて下界は全く見えないことだろうか。
下を向いても少し先しか見えない。
見晴らしよかったら間違いなく怖いわ・・・。

私の1番の難所はこの動画↓の6:55あたりの場所。

足の場所が定まらない。踏ん張ろうとしても滑る滑る。
なんとかなって本当によかった。

しかし、晴れの日で他の人も鎖を登ってきて、自分のペースで鎖場を登るのが難しかったら大変だろうな。
天気が悪いのは良くないが、人が少ないのだけはありがたい。

二の鎖は登りきった!!と思ったら、まだ細い鎖が続いていたのですが。
1番の難所は例の1箇所だけ。
あとはまぁなんとか。

しかし、心臓バクバクと安心感とでしばし休憩だ。

三の鎖はもちろん回避

心臓バクバクだし、二の鎖も長かったのに三の鎖なんて今日はとんでもない!!
迂回路一択!!と向かったものの、二の鎖の後遺症で迂回路との分かれ道のあたりで足がガクブル。

階段が見えるし少し休む。
なんとか山頂へ辿り着き・・・すごい!!

な〜んにも見えません(笑)
天狗岳はどこですか?のレベルで全く見えません。
西日本最高峰とは全くわからない景色を堪能してまいりました。

ビールも売ってるのね〜
ほぼ人がいない石鎚山山頂
天狗岳の方向はこっち?!白い世界。

お参りして御朱印を頂く。3種類あるよ。
「今日は暑くもないし比較的登りやすい日でしたね〜」と神職さん。

やっぱりそうなんだ。
登頂した時刻は14時くらいでございました。

高所恐怖症ではないはずだけど

さぁ!あとは山を降りていくだけ!!
登り始める時から、予想よりもお天気はよろしくなかったので、足早に下山。

なんだけど怖いったらもう。。。
高所はそんなに苦手意識はなかったはずなのに。

三の鎖の迂回路。階段・・・。
降りは崖側。シンプルに落ちそうで怖い。
歩幅がね。難しいよね。

天気が良くて景色がよく見えたら、怖くてたまらないのでは?!と思うのは私だけ??
何も守られている感がないし、滑らないよう細心の注意を。。。

二の鎖の迂回路かな?急な階段。
苦手な道。足の運びが???
苦手なのに崩落。

木は滑りそうでカニ歩きしかできなるなる苦手な場所も。

鎖場は迂回路もあるから大丈夫ですよって言われても、鎖よりは良いねっていう感じなのですね。

山頂から土小屋ルートと成就ルートの合流地点へ下山している時も、登ってきている人達はいらっしゃいました。きっと皆様成就ルートからなのでございましょう。

下山も注意深く

土小屋ルートへの道へ分岐して入り口に向かう間に少しずつ雨が強くなり。
なんと登山靴のソールが爪先部分から剥がれ始める。
登る時ではなくて本当によかった。

17時前にはちゃんと土小屋入り口に無事に戻れて一安心。

そんなこんなの珍道中のドキドキバクバク忘れられない石鎚山登山でございました。

今度は、晴れの日にもう一度リベンジ・・・しないかもな。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

「なにこれ?!」と思った気づきや、「これいいかも!」と感じた知識や「役立つ学び」情報をまとめています。
ヒューマンデザインをベースにした「自分を知ること」や、薬剤師だからこその薬に頼りすぎない心と体の調和を大切にしています。
私自身の好奇心が、誰かの光につながる小さなヒントになればうれしいです。

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