玄関ドアが、なんだか開けにくい。
閉まりもイマイチ。
でも――
「玄関ドアの交換=大掛かりな工事」
そんなイメージがあって億劫で。
見ないふりして過ごすこと早・・・何年??!
ところが近年は、玄関ドアのリフォームは1日で完了するのですね。
しかも玄関ドアを変えたことで生活が刷新されました!!
1日で玄関ドアが新しくなる「カバー工法」
今主流な玄関扉のリフォームは「カバー工法」。
- 既存のドア枠はそのまま
- その上から新しい枠をかぶせる
- 新しい扉を取り付ける
という方法。
代表的な商品が
- LIXIL:リシェント
- YKK AP:ドアリモ D30
壁や床を壊す必要がないため
・工期は1日
・騒音や粉じんが少ない
・費用も抑えやすい
というメリットがあります。
2026年も内窓をつける工事と一緒に玄関ドアの工事をすると補助金が出る場合も!!
LIXILとYKK APの玄関ドアの違い
好きなデザインがある場合は、お好みのデザインが良いと思います。
しかし今や玄関ドアは家電のように保証期間が存在します。
なぜなら電子錠(スマートキー)になっているから。
そんなの必要ないのでは?!
なんて思っていましたが、すごく快適になりました!!
で、このスマートキーに、LIXILとYKK APでは少し違いがあります。
スマートキー
LIXILとYKK APでのスマートキーの違いを一覧表にしました。
スマートキーの場合、リフォームでは電気工事不要な乾電池式を選ぶ方が多いです。
乾電池の位置の仕様が一番の違いといっても過言ではないと思います。
- LIXIL
ドア本体に内蔵するので見た目スッキリ。
ただし電池は多めで、電池残量は音で通知。 - YKK AP
ハンドル付近に電池BOX。
残量が目で確認できる安心感。
| LIXIL(FamiLock) | YKK AP(スマートコントロールキー) | |
|---|---|---|
| 電池の位置 | ドア内部に内蔵 | 室内側に電池ボックス |
| 乾電池の本数 | 8本 | 4本 |
| 電池切れ通知 | 音でお知らせ | ランプが赤点灯 |
| 顔認証 | 新築用ハイエンドモデルのみ | あり |
| リモコンキー | あり(手動錠内蔵) | あり(手動錠内蔵) |
| タグキー | あり(手動錠なし) | あり(手動錠内蔵) |
| スマホ開錠 | 可 | 可 |
| カードキー | あり | なし |
顔認証の精度はスマホに比べると現段階ではイマイチ。
LIXILはテンキー設置も可能です。
スマホアプリで鍵の開閉が可能
スマートキーの場合、スマホアプリを使用して鍵の開閉が可能になります。
ドアを選ぶ際に
- LIXILの方がアプリの反応は良い
- YKK APはアプリを閉じないとバックグラウンドで探し続けるので、電池消費が早く感じるケースもある
と言う口コミを目にしました。
我が家はYKK APを選んだのですが、スマホアプリは問題なく使えております。アプリもアップデートされ、アプリを閉じなくても自動的にスリープモードに入るように改善されました。
リモコンキーは重さを感じるので持ちたくなかったですし、鍵を出し入れする必要もなく、急いでいる時に鍵穴に鍵を差し込む煩わしさからも解放され、とても快適です。
カードキーの有無
当初はカードキーが便利そうに感じたのですが。
結局タグキーもカードキーもいざという時に備えて、手動錠を持っていた方が良いわけで。カードキーはなくても困るものではありませんでした。スマホを持たないお子さんが鍵を持つ際は、無くしても鍵全体を替える必要のないタグキーやカードキーにしておく方が良いのかもしれません。
逆に高齢の親の場合は、スマホでの開閉は難しそうなので車でも使用しているリモコンキーが、一番使う時に困らないのかなと思います。
YKK APだけの選択肢:袖付き親子ドア
扉のデザインの好みでメーカーを選びたいところですが、開口部の横幅が1480mmを超えるリフォームの場合、YKK AP特有の選択肢があります。
それが袖付親子ドア。

袖(採光)+親扉+子扉の構成で、最大1950mmまで対応可能。
親扉&子扉は幅を規定範囲内で自由に変更できます。
一方、LIXIL(リシェント)の一般仕様では
- 横幅1480mmまでは親子扉が可能
- それ以上は両袖タイプ(左右対称のみ)
という制限があります。
オートロックで締め出される危険がある?!
スマートキーにすると玄関がオートロックになって締め出されに気をつけなきゃいけないの?!と思いませんか?
安心してください。設置時にはオートロックはオフになっているため、締め出されることはありません。
さらには、オートロックONの際でも、ホテルと同じ感覚でいると少し困ったことになります。
オートロックONにした時の注意
オートロックONと聞くと、玄関ドアが閉まると自動的に鍵がかかると思いませんか??
しかしですね、締め出し防止策が施されておりまして、我々の認識とは違う挙動になります。
- スマートキーで鍵を開けた→扉が閉まった時に自動的に鍵がかかる。
- 手動で鍵を開けた→扉がしまっても鍵はかからない
どういうことかと申しますと、家の中から外に出る場合、鍵を手動で開けますよね?ちゃんとご自身で鍵をかけないとロックされませんよ!!ということです。
自動で鍵を閉めて欲しければ、家の中からも鍵を開ける際にはスマホアプリやリモコンキーで解錠しましょう。
ということです。
もし、オートロックをONにされる際には締め出し注意よりも、逆に「閉め忘れ」には注意が必要です。
| 鍵は自動で閉まる? | |
|---|---|
| 外からスマートキーで開錠→入室 | 自動で鍵がかかる |
| 家の中から手動で開錠→外出 | 鍵はかからない(締め出し防止)。締め忘れ注意 |
| 家の中からスマートキーで開錠→外出 | 自動で鍵がかかる |
その他の気づき
その他、調べた時に気づいたことを挙げておきます。
スマートキーの寿命
玄関ドアに対して「長期保証」の文字が目に飛び込んできて気づいたのですが、スマートキーを利用すると言うことは、もはや玄関ドア=電化製品なのですね。約10年がひとつの目安。
ドア丸ごと交換ではありませんが、「電装系を丸ごとリフレッシュする」くらいの気持ちで10万円前後を想定しておくと安心という情報も。15年経つけれど全然問題なく使えているという声もあるので、壊れることもあるのだなと念頭にあると驚かずに済みます。
また、スマホアプリ使用時にはアプリのアップデートだけでなく、ドア本体側(電気錠本体)のプログラム(ファームウェア)の更新も、新しいOS(iOSやAndroid)に対応させたり、セキュリティを強化のために必要になってきます。
オートロックOFF時の玄関の開閉
オートロックをOFFにしている場合、帰宅時に内側の鍵を上下2箇所閉める必要があります。
初期設定では
- YKK AP:上の鍵を閉めると下の鍵も自動で閉まる
- LIXIL:連動していないので、自分で上下2箇所しめる必要があり
LIXILも設定を変更して「連動施錠」をONにすることで、YKK APと同じように上の鍵を閉めると自動的に下の鍵も閉まるように変更できます。
ハンドルの位置
ドアの開閉に持つハンドル(ドアノブ)。
両メーカー共に、玄関外側のハンドルは白・黒・洋風を選べますが内側のハンドルは選べません。
ハンドルの位置も変更不可。
玄関ドアの採光部
採光部のガラスは基本的に、すりガラス調の複層ガラス。
YKKの場合は、新築であれば黒色のガラスだけれども、リフォームの場合は無色透明のガラスのみと伺いました。
また、YKKの親扉の採光部は蝶番から○cmの位置から○cmの採光窓と決まっているようで、お客様センターで教えてもらえます。玄関が暗くなるのを防ぐために、袖の幅・玄関ドアの幅を決める時に助かりました。
子扉の採光窓も細い(確か最大8cm)ですが、高さがあるドアの場合は、予想以上に光が入ってきます。
玄関ドアの重さ
2社のショールームに伺った際に、LIXILの玄関ドアの方が重く感じました。乾電池の数だけではないと思いますが、玄関ドアを大きめで考えられている方は、一度押し具合を確認されることをお勧めします。
さいごに
玄関ドアは、思っていたほど大掛かりではなく暮らしをアップデートしてくれるリフォームでした。
ドア性能そのものよりも
- 開口部の横幅による選択肢
- 電子錠の違い
この2点から検討を始めるのがおすすめです。
ショールームに見学に行った際にはYKKよりもLIXILのドアの方が重さを感じたので、実際に確認されることをお勧めします。
同じように「気になってるけど後回しにしてる」方の参考になれば嬉しいです。

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