一時期「ヒルドイド」が美容目的で話題になりましたよね。
でも実際は、乾燥肌・アトピー・皮膚炎などに使われる保湿剤です。
ここ数年、ジェネリックが増えて名前も変わり、さらに2025年に処方ルールが大きく変わりました。
「どれが何なの?」
「どう選べばいいの?」
とわかりにくく感じている人も多いと思います。
の記事では、最新の情報でわかりやすくまとめました。
ヒルドイドはどんなクスリ??
ヒルドイド(先発品)は
ヘパリン類似物質 を主成分とした保湿剤です。
- 皮膚の乾燥を改善
- 血行を促進し、腫れや痛みを軽くする
という働きがあります。
ヒルドイドのジェネリックについて(ビーソフテンの名称は終了)
以前はヒルドイドのジェネリックとして
「ビーソフテン」 という商品がありました。
しかし現在、
「ビーソフテン」という名称は使われていません。
現在のジェネリックは
すべて 「ヘパリン類似物質◯◯」 のように
成分名を基本にした名称で流通しています。
ヒルドイド(先発品)
→ビーソフテン(ジェネリック 現在は使用されていない名称)
→ヘパリン類似物質(ジェネリック 現在使用されている名称)
【重要】2025年からの大きな変更
▶ ヘパリン類似物質外用液が「乳剤性」と「水性」に分かれた
2025年8月の改訂により、
ヘパリン類似物質外用液(ローション) が
- 乳剤性(乳液タイプ)
- 水性(化粧水タイプ)
の2種類に分けて扱われることになりました。
▶ それぞれの特徴
【乳剤性】(乳液タイプ)
- 白色
- しっとり
- 乾燥が強い人に向く
- 先発品ヒルドイドローションはこちら
【水性】(化粧水タイプ)
- 透明
- さらっとしている
- 広範囲に塗りやすい
- 多くのジェネリックがこちら
同じ「ヘパリン類似物質」でも、
使用感は全く違う という点がポイントです。
先発品(ヒルドイド)を選ぶ場合の“自己負担”について
2025年の改訂で、剤形(乳剤性/水性)によって、先発を選んだときの自己負担が変わるケースが出てきました。
▶ 自己負担が発生しない可能性が高いケース
処方箋に
「ヘパリン類似物質外用液(乳剤性)」
と明記された状態で、
- 乳剤性の後発品が薬局で品切れなど在庫がない。
- 代わりにヒルドイド(先発品:乳剤性)を調剤する場合
→ この場合、追加の特別料金(選定療養費)が不要になるケースが多いです。
▶ 自己負担が発生する可能性があるケース
- 処方が「水性」で問題ないのに
- 患者の希望で先発の「乳剤性」を選ぶ場合
→ 選定療養(特別料金)が必要になる 場合があります。
薬局でトラブルになりやすい部分なので、
処方箋の剤形を医師に確認しておくと安心です。
市販品でヘパリン類似物質を使いたい場合
ドラッグストアでは
- ヒルマイルド
- アットノン(部分的に使用)
- 高保湿スキンケア(カルテHD)
など、ヘパリン類似物質を配合した商品が増えています。
「処方が必要なほどではないけれど、乾燥が気になる」
という人は、市販品も選択肢に入れてみてください。
↑先発品のヒルドイドを製造している会社のマルホさんと化粧品会社のコーセーさんが乾燥に悩む人達のためにタッグを組み、それぞれの技術を集結させ開発した商品です。
まとめ
- ヒルドイドは保湿効果のある医療用保湿剤
- ジェネリック名「ビーソフテン」は今は使われていない
- 2025年からローションが「乳剤性/水性」に分類
- 使用感・成分が大きく違うので選ぶ価値がある
- 先発を選ぶ時は、剤形(乳剤か水性)で自己負担が変わる場合がある
2025年以降、
ヒルドイドの液体タイプを選ぶときは“剤形”がとても大事になりました。
処方の際は、医師や薬剤師に
「乳剤性と水性、どちらがいいですか?」
と相談してみてくださいね。





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