ダウ30を聞いたことはありますか?S&P500を耳にすることは多いですが、それに比べてあまり聞くことのないダウ30。
暴落に強いと耳にしたので、ダウ工業株30種平均(ダウ30)と S&P500 を比較し、安定性や構成の違いを整理しました。
ダウ30(DJIA)とは?
ダウ30(正式名称:Dow Jones Industrial Average、DJIA)は、アメリカを代表する主要30社の株価を平均化した伝統的な株価指数です。
特徴的なのは「価格加重平均方式」を採用していること。株価が高い企業の影響力が大きくなります。例えば、1株500ドルの企業は、1株50ドルの企業よりも指数に与える影響が10倍になります。
構成銘柄には、金融・工業・ヘルスケア・テクノロジーなど幅広い業種の代表企業が含まれています。
ダウ30とS&P500との違い
| 項目 | ダウ30 | S&P500 |
|---|---|---|
| 構成銘柄数 | 30社(代表的な大企業) | 500社(時価総額の大きい企業を広くカバー) |
| 加重方式 | 価格加重平均 株価の高い企業ほど影響が大きい | 時価総額加重 企業規模(時価総額)が大きいほど影響が大きい |
| 分散効果 | 少数精鋭、個別銘柄の影響が強い | 幅広く分散されリスク分散に優れる |
| 歴史 | 1896年創設。伝統ある指数 | 1957年創設。市場全体をより反映 |
| 値動きの特徴 | 下落局面に比較的強い (ディフェンシブな性質) | 市場全体に連動しやすく成長性も取り込みやすい |
ダウ30連動ETF・投資信託の代表例
| 分類 | 銘柄 | 経費率・信託報酬(税込・年率) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 米国ETF | DIA(SPDR Dow Jones Industrial Average ETF) | 0.16% | 代表的なダウ30連動ETF |
| IYY(iShares Dow Jones Industrial Average ETF) | 0.20% | DIAと構成ほぼ同様 | |
| 国内ETF | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)(1546) | 0.495% | 円建てで売買可能 |
| ダウ30連動型上場投信(1679) | 0.55% | 小型ETF。売買ボリューム少なめ | |
| 投資信託 | iFree NYダウ・インデックス | 0.2475% | 低コストで積立向き |
| SMT ダウ・ジョーンズインデックス・オープン | 0.55% | 老舗インデックスファンド |
どちらを選ぶ?タイプ別ガイド
ダウ30は「安定性を重視」「比較的落ち着いたリターンで長期運用したい」方に向いています。一方、S&P500は「幅広く分散」「米国市場全体の成長に乗りたい」方におすすめです。
コア資産はVOO(S&P500)にして、補完的にDIA(ダウ30ETF)を組み合わせるのも一つの戦略になります。
※本記事は情報提供のみを目的としており、投資判断は自己責任でお願いします。


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