ひすいこたろうさん✖️SHOGEN(ショーゲン)さんの本。
「今日、誰のために生きる?」
SHOGEN(ショーゲン)さんが
アフリカの村の人との出会いを通して得たお話。
その中にこんなくだりがあります。
ある日、ブンジュ村の村長が言いました。
「この世が滅亡する時は、日本人に虫の音が聞こえなくなった時だよ」
どういうこと?!
と気になりませんか?
心に残ったことを6つご紹介いたします。
お金のために失ったもの
雨の音や虫の音。
日本には擬音語として捉える感性の豊かさがあった。
でも今の日本人は聞こえているのでしょうか?
聞こえていないだけ??
心に余裕があるから虫の音がメロディーに聞こえる国民性だった。
僕らはお金のために効率を求め、他人の目を気にして「いいね」を求め続けた結果、1番大事な「心のゆとり」(幸せを感じる心)を失ってしまった。
心のゆとりをあなたは持っていますか?
心の豊かさと、揺るがない心の安定を持ち
感性を取り戻しませんか?
これはモモ(ミヒャエル・エンデ著)にも通じることでは。
効率的で忙しいことが当たり前になり
会話を楽しむ時間を失ったことに気づかない。
ポイントはない物ではなくて
あるものにどれだけ目を向けていくことができるか。
こちらもどうぞ
1番好きなエピソード
5歳の誕生日が来たら、家族以外で相談できる大人を自分で決める
家族以外で1番話しやすい人に
家族に話せないことは打ち明けてくれたら
村長さんたちが助けてあげるシステム。
良いですよね。
周りの人を疑ってかかるのではなくて
一緒に見守って助けてくれる人と思えることが。
家族以外に相談できる大人が1人いるということが
子供の人生を救うと信じられているし
それ以上にものを共有し分かち合うことで
血が繋がってなくても家族になるという文化の村。
1万年続いたと言われる縄文時代も
そんな風土だったのかなぁ。
夢を叶える方法
夢を叶えるには、感謝の気持ちを伝えること。
感謝の気持ちを伝えたいと思う時は、心に余裕がある時。
確かに心に余裕がないと
感謝を伝えたいなんて思えないですよね。
近年目にした書き込みで
レジで支払いの際や
バスから降りる時に
「ありがとう」というのも
おかしくないですか??
というのもありました。
感謝を伝えるとたまにすごいことが起きるんだって。
言われて嫌な気分になる人もいないので
どんな人にも実行してみてもらいたい。
自分らしく生きる覚悟
自分のために描こうとしているのか
それとも人のために描こうとしているのか?自分の喜びもないといけない。
人が喜んだとしても
自分が全く喜びが感じられないんだったら
やめとけ。
これって当てはまる人多いのではないかな?
勉強ができるから興味はないけれど
医学部に進学して・・・って
ちょっと前までよく聞いた話。
周りの人のために自己犠牲で過ごしても
それは神様が最も悲しむ生き方。
ダメな自分を可愛いと許すことも大切。
お金を稼ぐなら
やりたいことではなくて
求められることをしよう
と耳にする。
それは理に適っているんだけど。
やっぱり喜びや情熱を持てるものでないと
続けるのは難しくなってくるよね。
喜びを素直に表現している人は魅力的だし
自分らしさに溢れているからこそ
願いも叶っていきやすい。
やりたいことをして
本当はやりたくないことをしない
という選択ができたら良い。
現実問題としては
谷桃子バレエ団(最近応援している)のように
バレエが好きで続けていても
バレエだけでは生きていくのが難しい現実がある。
SNSや新しいものが
企業など大きなスポンサーに及ぶくらいの
手助けになる仕組みになるってすごく良いですよね。
思いを丁寧に伝える
ただ欲しいというだけぢゃなくて、なぜ欲しいのか
そういう思いをちゃんと伝えられた?大切なことを端折ってはいけない。
自分の思いは必ず伝わると信じて。
自分が幸せになれる思い込みの魔法をもっと自分にかけた方が良い。
気持ちを分かち合うと物は物語になる。問題は解決するためではなく話し合うために起きている。
言葉にするのが下手だったり
自分の本音に気づいていなかったり
端折っているつもりはなくても
忙しかったり
伝わっていると思い込んだりで
結果的にちゃんと伝わってないことが
実は多いのではないでしょうか。
ちゃんと伝わってないことにさえ気づいてなかったりね。
まずは本音に気づくことが重要。
本質を引き出す会話
あなたは普段どんな会話をしていますか?
明日何をする、どこに行くは作業の会話。
食べてどう変わった、何を思った、どう感じた?
と本質を引き出す会話が心の会話。
何を思った。どう感じたって女性は得意なのではないかな。
できない人とはビックリするくらい
できないものだよね(笑)
さいごに
心に留めておきたいことをご紹介させて頂きました。
なんのために?
ではなくて
誰のために??
というのがポイントなのかなぁ。
本にはもっとたくさんのエピソードやワークが載っています。
「和えると混ぜるの違い」も納得でございました。
ぜひ皆様に一読して頂きたい本。
読んでみませんか??
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