行ってきました。劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演『爆裂忠臣蔵』大阪公演!
会場はフェスティバルホール。
観劇前からテンションは上がりっぱなし。
上演時間が短くなるように頑張ると言っていたけれど、3時間50分のままだそうで笑。

5列目の奇跡!座席から感じた臨場感
今回の座席はなんと5列目!ね。テンション上がるでしょう?!
これまでで一番前方の席。下手側の端ブロックでしたが、全然近い。
舞台袖へ役者さんがはける時もすぐ近く。実質、前から3列目。うぁわ。
中央寄りの通路にも近くて、開演前からワクワクが止まらない!!
幕が上がってから、肉眼で表情が見えることの幸福感!舞台のエネルギーが直に伝わってくる距離感に、ただただ感動。
以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。

豪華キャストに感激!
今回の観劇の楽しみは、なんといっても
古田新太さん、そして久々に出演される橋本じゅんさん、早乙女太一さん。
橋本じゅんさんは松本公演で足を怪我され、演出変更があったとのことで、冒頭でその旨をご本人がお詫びしてから演技に入られたのですが、それがまた面白い!
車椅子で黒子さんを伴って動かれる姿に、さすがじゅんさん…と拍手しかない。
アンコールで粟根まことさんが車椅子おしてあげてる姿に、なんだかジーンとしちゃう。

お破(おやぶ)はまさかの…!?
物語が始まって「この人が主人公なのかな?」と思っていたお破(おやぶ)。
なんと小池栄子さん!最初は全くわからなくて気づいた瞬間驚き。
そしてそしてそして……!
天外先生役の向井理さんが客席登場されるではないですか!
しかも舞台へ向かう途中、なんと真横で止まって演技されるのですよ!
中央を向かれていたので背中姿も多かったですが、すぐそこにいらっしゃる距離感に心臓が止まりそうでした。
向井理さんの等身の美しさ、背の高さ、そして顔のきれいさ……まさに舞台映えの極み。
客席降りの演出が最高!
今回の公演は客席降りの演出がとにかく豪華!
こちらの通路側に各キャストが立ったり、階段前で止まったり座ったり。
早乙女太一さんも小池栄子さんも客席降りしてくれて、思わず声が出そうになるほど。
早乙女太一さんの女形のしなやかな立ち姿、膝を深く曲げた美しい構え、そして二刀流の剣捌きでは筋肉美と華麗な跳躍。どの瞬間も目が離せませんでした。
笑いあり、オマージュあり!“これぞ新感線”の世界
45周年興行ということで、やはりパロディ要素満載!
『オペラ座の怪人』『ロミオとジュリエット』『セーラームーン(タキシード仮面様まで!)』と、有名作品が新感線流のオマージュで登場。
特に『オペラ座の怪人』は圧巻。
「The Phantom of the Opera」の音楽を絶妙に音程をずらしてくる、そのセンスたるや!間違えずにあのメロディを歌うのすごいなって思いました。右近さんの歌唱力ったら!
『マツケンサンバ2』のオマージュ曲も素晴らしかったな(笑)古田新太さんにピッタリでございました。年々活動量が減ってるよね(笑)
そして橋本さとしさんの遠山の金さんネタは最初から最後まであるしさ。
高田聖子ちゃんは安定の明るさと笑いを振り撒いてくれる。
「轟天」の“こぉぉぉ!”というお馴染みの橋本じゅんさんの叫びをお破も披露してくれるし、
“7人の吉良上野介”での髑髏城オマージュなど、ファンにはたまらないネタも満載。
笑って、感動して、あっという間の時間でした。
羽野晶紀ちゃんはいつまでも可愛い♡
これからも新感線を追いかけたい!
正直、メインメンバーの皆さんも年齢を重ねてきているけれど、それを感じさせないパワーとユーモア、エンタメ魂に改めて感服しました。
この“笑いありの舞台”を生で味わえる幸せ。
50周年興行も、絶対に観たい!そう思える公演でした。
劇団☆新感線『爆裂忠臣蔵』大阪公演 感想
パロディ満載なので円盤や配信はないのかなー。ライブビューイングが精一杯?!
でもまた観たい!と思わせる“爆裂”なエネルギーの舞台でした。
観劇って本当に心を豊かにしてくれます。
1公演の日だったけど、夜の追加公演もあって4時間弱を1日2回って体力がないとできない。本当に役者さんたちに頭が下がる思いです。
いつも元気をありがとうございます!!
絶対また行こ〜♡


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