みんなのカットソーのTシャツ作りました。家庭用ミシンでニットソーイング初体験

家庭用ミシンで、ニット生地を使った初めてのソーイングに挑戦。

かたやまゆうこさんの本を参考に、パフスリーブ袖のTシャツを作成。反省点も含めて、リアルな体験をお届けします。

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参考本:みんなのカットソー

ロックミシンの使い方のポイントなど書かれた本ですが、通常の家庭用ミシンで作成。

今回はこちらの本の最初にあるシンプルなTシャツを

  • 胸ポケットなし
  • パフスリーブ

に変更して作成しましたよ。

使用した材料と糸

  • 生地:オーガニックコットン 30/1 フライスニット 180cm幅50cmで220円
  • 下糸:レジロン糸(黒)
  • 上糸:手芸ナカムラで購入したユウゴ#50 COL.643 (濃グレー)

上糸は3000mの大巻きで色味も良く、コスパも抜群。ただし、最初は糸が捻れてミシンの糸通しから外れやすく苦戦しました。ボビンに巻き直すことで安定。次回はダブルクリップなどを使って改善予定です。

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ニットソーイングの工夫ポイント

家庭用ミシンでもニットが縫えるように変更した点はこちら。

  • まち針の代わりにクリップ使用:生地を傷めにくく、ズレにくい。
  • 押さえはテフロン押さえ交換:生地の滑りが良くなる。
  • 押さえ圧調整:調節機能があれば弱めに。※私のミシンには未搭載。
  • ニット専用針を使用:生地へのダメージを軽減。
  • 縫い目は伸縮用ステッチ:ミシン説明書に記載された縫い目を選択。
  • 肩のみ接着芯を細く切って伸び止めテープ代わりに使用
  • 縫い始めの工夫:押さえの後ろ部分に布を挟むとスムーズ。厚みがあるものを縫う時と同じ。

縫い始めに生地を送れず、何度くも同じ場所に針を刺して糸を絡ませてしまう現象に苦戦。紙やすりを当てて縫うのは嫌だなと思っていたら、厚手の生地を縫う時の様に、押さえの後側に布を挟んで縫い始めることで解決しました。

作ってみて感じたこと

  • 袖のギャザー調整が難しい:パフスリーブにしたけれど、バンドと腕のゆとりがもう少し欲しい。次回はゆとりを調整しよう。もしくは長袖用の袖を短くシンプルに作る方法も良いかも。
  • 裾の処理:布1枚のためジグザグ縫いが難しかった。別の処理方法の検討必要。
  • サイズ感:身幅はやや広めだったので、次は少し狭くしてみたい。
  • 首周り:ちょうどよくて満足。

縫い目は要検討課題。使用しているsingerのミシンの説明書には、三重縫いが伸縮用とあったけど、別の機種の説明書を見たらそうでもないかもしれない。

伸縮ぬいは搭載していないけど、ジグザグでも良いのかしら。布を両手で伸ばしながら縫うと良いらしい。

あとは、下糸は糸調整を緩めにすると良いというのも目にしたので、次回頭の片隅においておきたいな。

あとは、ニット生地について何もわからず購入して作ったけども、フライス編み=リブ編み、ゴム編みなのですね。天竺編みよりも横方向への伸縮性が高いようなので、もっとフィットしたシルエットでも良かったなぁと思うので、次はタンクトップ作ろう。

さいごに

家庭用ミシンでも、少しの工夫でニットソーイングは可でした。縫い始めのトラブルも「布を挟む」という簡単な工夫で解決できるなど、たくさんの発見あり。

失敗も含めて学びが多く、自分で作った服を着る喜びはひとしおです。 初めての方にも挑戦しやすい内容なので、ぜひ参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

「なにこれ?!」と思わず立ち止まる、そんな日々の小さな発見を綴っています。

直感や反応に従って、自分のペースで心地よく暮らすことを大切に。

ヒューマンデザインの視点を日々の暮らしに落とし込みながら、
薬剤師としての経験も活かし、薬に頼りすぎない心と体の調和を探っています。

誰かの人生の流れをそっと変える、小さなスイッチになれたらうれしいです。

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