着物リメイク〜素材を燃やして確かめた結果

着物も着物リメイクも初心者。

今後の取り扱いのためにも
リメイク用に購入した着物の
素材を確かめましょうかね。

ロングスカートにしたいのです。

お値段も安かったので
化繊でも良いけれど素材はなんだろう?

アンティーク着物として売られておりましたよ。

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最初の見立て

ぱっと見て表地は正絹かな?
と思ったけれど
触るとごわごわして
あまり手触りは良くない。

襟元も袖元も綺麗だけど
内側の胴裏は全体的にシミ
・・・というかカビっぽい。

胴裏はシルクではない気がする。

紫色の八掛は
裾の方に一部色が飛んで
変色している部分あり。

色褪せ??

八掛はしゃりしゃり感があって
どうもこの子の手触りが悪い。
八掛は化繊??

よし!燃やして確かめてみよう!!

着物の素材の確かめ方
見て触って燃やして生地の素材を確かめる方法

着物の繊維を燃やして確かめた結果

胴裏 (裏地)

最初はシルクではないなと思った胴裏から。

紙を燃やすような感じで燃え広がる。

これはきっと綿ですね。

八掛 (足元や袖元の裏地)

お次は化繊と思われる八掛を。

ん?溶ける?

ポリエステル??

表地

最後に本命の表地!

え?八掛と同じ燃え方。

んん??!

表地は正絹だと思っていたけれど
ポリエステルということ?

それとも八掛が正絹ということ?!

わからない!!

化繊の手持ち生地

八掛と表地の素材が何か
よくわからなかったので
手持ちの化繊の生地を試す。

あ!溶けた!

溶けるってこういうことか!!!

ということは・・・
八掛と表地は正絹なんだぁ。

八掛の手触り悪いのに。。。

アイロンでわかった真実

着物を解体して
表地だけにすると
肌触りが良い。

洗った感覚も正絹。
初だけどこれはきっと正絹。

アイロンがけに失敗して
少し伸びてしまった部分も。。。

さぁ八掛も洗ってアイロンを・・・

アイロンに生地がくっつく

表地と同じ要領で
アイロンがけをしようとすると
生地がアイロン面にくっつく感じが。

ん?これはやっぱり化学繊維では・・・。

燃え方が正絹に似ている化学繊維

アイロンで溶けた感覚になる素材の候補がこちら。

レーヨンやアセテート(天然再生繊維)

  • 燃え方が正絹に似る。
  • 熱に弱い部分があるため、アイロンで溶ける感触になることがある。

ナイロンやポリエステルが混ざった素材(化学繊維混紡)

  • 少量でも化学繊維が混ざっていると、アイロン時に溶解する特徴が現れる。
  • 表面は正絹に似せた加工が施されている場合もある。

シルクブレンド(絹と化学繊維の混紡)

  • シルクの燃え方を持ちながら、化学繊維の性質が一部現れる。
  • 高価な布地でも裏地や補強用の部分に化学繊維が使用される場合がある。

といことはレーヨンかアセテートかしらね。

着物の素材を確かめた結果

総合的な素人判断によると

<アンティークリサイクル着物の素材を確かめた結果>

  • 表地:正絹
  • 胴裏:綿
  • 八掛:レーヨンかアセテート

という判断になりました。

結局

第一印象が合っていて
燃やした結果の判断は不正解

というなんとも言えぬ結果に。

これだから面白いとでも言うのでしょうか。

リサイクル着物は
安価に売られている良い素材

という視点で扱うと
お宝の山だと思うのは私だけ??

みなさまもいかがでしょうか🎵

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

「しなやかな心で自分らしく生きる」をテーマに、ヒューマンデザインをはじめ、ライフスタイルや自己成長に役立つ情報を発信しています。

薬剤師としての経験を活かしながら、薬に頼りすぎない健康的な生き方を模索し、心と体の調和を大切にしています。

日々の小さな発見を大切にし、自分のペースで心地よい生活を追求中。
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