反応がわからないあなたへ|ヒューマンデザインを学んで見えてきた「自分の選び方」

ヒューマンデザインを知ってから、私は「世の中の常識」にそのまま流されなくなった。
“こうするべき”とか“普通はこう”という言葉に、以前より少し距離を置けるようになったのだ。

でも、最初の頃はこんなふうにも思っていた。
「じゃあ、自分はどうしたらいいの?」
「反応って、どうやってわかるの?」

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ヒューマンデザインに出会って、世界の見え方が変わった

S&A(ストラテジー&オーソリティ)に従う実験を始めた頃は、新しい発見の連続だった。
自分の反応を観察することも楽しかったし、家族や友人、職場の人のチャートを見るのも楽しかった。

人のチャートを知ると、自分との「違い」がはっきり見える。
その“違い”が面白くて、まるでパズルのように人間関係が解けていく感じがした。

以前の私は、調和を保つためのできる範囲で他人に合わせようと思うこと多かったけれど、ヒューマンデザインを通して「それは私の個性を潰してる」と本当に腑に落ちた瞬間があった。

「こだわりを持つ=生きにくい」と思っていた頃

正直に言うと、昔の私は“当たり障りなく生きる”ほうが楽だと思っていた。
「どっちでもいいよ」「それでいいよ」って言っておけば、波風も立たない。
文句を聞かされることもないし、無遠慮に他人の苛立ちを受けなくて済む。

でも、その“楽さ”の裏で、自分の感覚をずっと押さえ込んでいたということだ。
本当は好き嫌いがあったのに、その感覚を麻痺させて自分さえ何が好きのか分からなくしたのだ。もちろんその弊害の代償も後に受けることになるのだが。

「こだわりを持つ=面倒くさい人」
そう思っていた時期もある。

でも今は違う。
こだわりって、“個性のサイン”なんだとわかった。
たとえば持ち物にしても、服にしても、
「これが好き」と思えるものがあること自体が、もう生きる力なんだ。

コーヒーと服が教えてくれた「反応」のリアル

最近の私は、コーヒーに夢中だ。
会員制のコーヒーサロンに行ったり、興味を持った焙煎について調べたり。
まるで実験の延長みたいに、反応を確かめる日々を送っている。

服づくりもしていて、素材や形を選ぶ感覚も少しずつ育ってきた。

でもね、昔の私は“何を選べばいいか”がまったくわからなかった。
ヒューマンデザインでは「反応に従えばいい」と言うけれど、
そもそも“自分の反応”がどこにあるのか、どう感じればいいのかが曖昧だった。

骨格診断やパーソナルカラーは「反応の言語化」

そんな中で感じるのが、
骨格診断やパーソナルカラーって、すごく画期的だということ。

「なぜ似合わないのか」「なぜしっくりこないのか」を、理論的に説明してくれるからだ。

自分では反応しない理由をうまく言葉にできなくても、誰かが体系的に整理してくれると「なるほど!」と腑に落ちる。

それって、ヒューマンデザインにも似ている。
選ぶ軸を知ることで、自分の軸が見えてくる。

反応を育てるとは、「日々の小さな無視を減らすこと」

「これ気になるな」「ちょっと違うな」
そんな小さな感覚を、つい流してしまうことがある。

でも、あれこそが“反応”なんだと、最近つくづく思う。

私は以前から気になっていた会員制のコーヒーサロンがあった。
教えてもらっが瞬間反応があり、ずっと気にはなっていたけれど、いろいろ合わず知ってから1〜2年行けていなかった。

ところが最近、「今だ」と思って申し込んだ。
そこから流れが面白いほどつながっていった。

スクールで教えてもらった「好きな豆の地域」が、なんとサロンで扱っていた豆と同じだったのだ。

そして、初めて自宅焙煎に挑戦しようと買った生豆も、同じ地域のもの。
偶然に見えて、全部“反応に従った結果”だった。

そうやって一つ行動するたびに、次の興味が生まれていく。
イベントのお知らせが来たり、その国に行ってみたくなったり。
日々の“ワクワク”が増えていく。

わからない時期も、ちゃんと意味がある

ヒューマンデザインを学んでいると、
「なんとなくわかるけど、よくわからない」時期がある。

知識が多すぎて混乱したり、実践してもピンと来なかったり。

でも、それは自然なこと。
むしろ、すぐに全部わかるほうが不自然だと思う。

もし最初から完全に理解できるなら、
私たちはヒューマンデザインに惹かれていないかもしれない。

「わからない」という状態も、自分の成長の途中にちゃんと用意されているプロセスなんだ。

おわりに:「正解」よりも、「今の自分の反応」を信じてみよう

「反応がわからない」と悩む時期こそ、実は自分が変わり始めているサインかもしれない。

頭で考えても見えないことは、日常の中の小さな“気になる”を拾っていくと、少しずつ形になる。

ヒューマンデザインは、“答えを探すためのツール”ではなく、“自分のリズムを取り戻すための実験の手引き”と私は思っている。

焦らなくても大丈夫。
あなたの反応は、ちゃんとあなたのタイミングで動き出す。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

次の記事(有料部分)では、実際に「反応がわからない」時期に私がどう過ごしてきたか、
そしてどんなきっかけで“自分の選び方”が見えてきたのかを具体的に書いています。

反応を感じにくい時こそ、
「見えないけれど確かに動いている自分」を信じるヒントになれば嬉しいです。

この記事を書いた人
クスリ嫌いな薬剤師
Shizuka

「なにこれ?!」と思った気づきや、「これいいかも!」と感じた知識や「役立つ学び」情報をまとめています。
ヒューマンデザインをベースにした「自分を知ること」や、薬剤師だからこその薬に頼りすぎない心と体の調和を大切にしています。
私自身の好奇心が、誰かの光につながる小さなヒントになればうれしいです。

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